インデックスとは、Googleなどの検索エンジンがページを巡回し、ページの情報を取得した後に検索エンジンから情報を引き出せるように取得した情報を格納する事を言います。ウェブサイトを作成しても、検索エンジンの巡回ロボットが来なければインデックスされませんので、検索結果に表示される事はありません。
インデックス数とは、検索エンジンにインデックスされたページの数を言います。
インデックス数は多い程良い?
質の高いコンテンツを地道に増やしていくことで、インデックス数も増えていき、様々な検索キーワードで検索結果に表示されるようになります。
ただし、低品質なコンテンツを量産してもインデックス数は増えますが、検索上位にはランクされません。
質の高いコンテンツ作成については、本文の文字数とキーワードの有無 内容の濃いコンテンツを作成をご参照ください。
ウェブサイトを公開したがなかなかインデックスされない
ウェブサイトを作成してもなかなか検索結果に表示されない場合は、きちんとインデックスされているか確認してみましょう。
検索エンジンの検索画面で、以下のように入力するとおおまかにインデックス数を確認する事ができます。
site:お持ちのウェブサイトのURL
1件もヒットしない場合は、まだインデックスされていない可能性があります。
この場合は、XMLサイトマップを作成し、Search Consoleに登録する事で、検索エンジンにウェブサイトの存在を認識してもらう事ができます。
XMLサイトマップはウェブページを追加、更新した際に、都度作成した方が良いでしょう。
XMLサイトマップ作成ツールのSitemap Creatorは、定期的にXMLサイトマップを作成し、自動的にアップロード、検索エンジンへの通知まで行ってくれるおすすめの製品です。
作成したサイトマップはSearch Consoleに登録しましょう。登録方法についてはこちらの記事が参考になります。
Google Search Consoleの設定とXMLサイトマップの作成・登録・送信確認方法
Search Consoleにサイトマップを登録してもなかなかインデックスされない場合には、何か他に原因があるかもしれません。例えばSearch Consoleのカバレッジ内の「除外」ステータスを確認すると、次の2種類のインデックス未登録項目があります。それぞれの違いはこの表をご覧ください。
検出 – インデックス未登録 | クロール済み – インデックス未登録 | |
---|---|---|
該当箇所 | 検出 – インデックス未登録 | クロール済み – インデックス未登録 |
URLのリスト作成 | 完了 | 完了 |
クロール | 完了していない | 完了 |
インデックス | 完了していない | 完了していない |
それぞれ原因と対策が異なりますので、以下のリンクからGoogleのメッセージに適した対応を行ってください。
GoogleのSearch Consoleのカバレッジは、「エラー」や「有効(警告あり)」以外も頻繁ではなくとも定期的に目を通しておきましょう。「除外」ステータスの項目の中にもクロールやインデックス処理に関する問題点が潜んでいる場合があります。