発リンクは、SEO対象のページから外部のページへ辿る事のできるリンクを指します。外部へのリンクはサイト内のページへのリンクとサイト外へのページへのリンクと分けて考える事ができます。
ウェブサイトを立ち上げたばかりで、まだリンクを張るページが無い場合は、先にウェブサイトのページ、質の高いコンテンツを少しずつ増やしていきましょう。その後にリンク設計を行います。
多すぎるリンクと少なすぎるリンク
極端な数のリンクは、訪問者にとっても検索エンジンにとっても使いにくく、利便性が損なわれます。
多すぎる発リンク
訪問者の目線で見ると発リンク数は、多すぎると訪問者が戸惑う原因となります。
検索エンジンの側では、多すぎるリンクはその分受け渡すページランクが薄まってしまいますので、専門的なウェブサイトにしていくのであれば、訪問者が使いやすい適切なリンク設計が重要です。
特に大部分のページが外部サイトへのリンクとなると、ウェブサイト全体の評価はかなり薄まってしまうでしょう。外部サイトへのリンクは必要最低限に抑え、本当に訪問者に役に立つリンクのみにしましょう。
※ページランクはGoogleがウェブページをリンクの質や数で判断する非公開の順位判定要素です。(順位の判定要素は200以上あるといわれていますがその中の一部です。)
少なすぎる発リンク
発リンクが少なすぎて他の有益なページへ辿りにくい場合には、訪問者に他のページの存在を知ってもらえないかもしれません。
折角良いコンテンツを作ってもページを見つけてもらえなければ宝の持ち腐れです。
検索エンジンの目線でも同様に、クローラーと呼ばれる巡回ロボットにとって辿りにくいウェブサイト構造となってしまいます。
ウェブサイトの中のページへアクセスしやすい、使いやすいナビゲーションメニューを設置する事は重要です。それに加えてページの本文コンテンツ(レイアウトで共通部分を除いて)から、関連するトピックへのアンカーテキストリンクを設置するという事もとても重要です。
あくまで訪問者目線で考え、役立つリンクを張っていきましょう。
使いやすいナビゲーションメニュー
使いやすいナビゲーションメニューというのは、ECサイト、コーポレートサイト、アフィリエイトサイトなどそれぞれ異なります。
一般的には、ページ上部のグローバルナビゲーション、サイドメニュー、パンくずナビゲーションを活用して、訪問者にわかりやすいメニューを作成していきます。
役に立つアンカーテキストリンクをコンテンツ本文に
Googleの発言によるとコンテンツ本文内のアンカーテキストリンクは共通メニューよりも評価するようです。
記事のトピックを補足するようなアンカーテキストリンクや、そのトピックの参考となるアンカーテキストリンクを設定する事は一般的です。
アンカーテキストリンクは、次のページが何のページなのかを示すようなわかりやすいテキストに対して設定します。
例えば以下のように設定します
本記事はアンカーテキストリンク効果とサイト内リンク設計を参考にして解説しています。
アンカーテキストを使った便利なサイトの例(少し極端な例かもしれません)としては、ウィキペディアが上げられます。
訪問者にとって便利なリンク、役立つリンクを意識して設置していきましょう。